2009年08月

2009年08月31日

コゲラやアケビやウサギ等々

今回の能登は、富来八朔祭りを見たので山行は止めにして、掘っ立て小屋でのんびりと過ごした。

 ぼけっとテレビを見ていたら、何かコツコツと外で音がする。何だろうと外を見ると、サンデッキから数メートル先の枯れかかった松の幹を、コゲラが突きながら一回りして、それから上の方へ昇り、そしていなくなった。音の響きで虫を探していたのだろう。背中の横縞が見て取れた。

 そのあと、サンデッキに一羽の小鳥が舞い降りた。滅多にないことだ。しっぽの羽根を上下する腹白のよく見られる鳥だ。コゲラもそうだったが、カミさんを呼んで飛んでいってしまうまで眺めていたのだ。

 また、ジョギングのあと、温泉に浸かっていたら、ガラス越しに枝にとまったウグイスに似た小さめの小鳥を見ることが出来た。 今日はカミさんが鳥が群れていると窓の外を見ながら声をあげたこともあった。

 今日はよく動物を見る日だ。車での買い物の帰りに、茶色っぽいウサギが飛び跳ねて逃げるのを見た。
 何日か前だったが、風呂場で今まで見たことも無い様な大きなムカデを見つけた。これはなかなか死なないと判っていたので、お湯を掛けて下水へ流したのだ。

 夜になると屋根か壁か何処か不明なのだが、カリカリとかじる音が響いてくる。この小屋は薄い木の板で出来ているので、かじられて穴が開かないかと心配になる。いったいどんな動物なのだろう。

 以上の話とは少し違うが、ここは一応は別荘地なので野良犬や野良猫はいない。犬の首に紐を付けて散歩をする方はよく見かけるのだが、一匹だけ不思議な犬がいるのだ。

 その犬は柴犬みたいで、いつもこの小屋の前の通りの向こう側を、右から左へ軽快にわき見もせずにトットと走って行くのだ。前後に飼い主らしい姿は無く、また左から右へ行くのを見たことが無い。いつも必ず道の向こう側を右から左へトットとわき見もせずに真っ直ぐに走り去るのである。

 カミさんも前後に人がいないしおかしいなと言う。でも、何となく走り去る姿が可愛らしいのだ。私が思うに、左から右に行くときは車に載せられていて、帰りは歩いて飼い主の家に向かって帰ることになっているのではないだろうか。

 今日はいつもアケビが実る場所で、今年の実り具合を確かめてからスロージョギングをした。

ayupon39 at 22:29|PermalinkComments(0)能登と周辺 

2009年08月30日

skypeのスナップショット

今日は日曜日、韓国の息子からskypeで連絡がありました。
 能登のノートパソコンだと鮮明に写るので、何とかしてskype中でのスナップショットをコピーして使えないかとやっていたら、まぐれでなく使える様になりました。

 孫の映像はこんな具合です。長男のシンジ君は、習っているテコンドーの形を見せてくれるかと思って、チャンスを狙っていましたが、ついにその機会はなくて撮りそこないました。

 上から長女、二男(のぞみ君)、三男です。

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富来八朔祭り

 あの世界一長いベンチのある富来、そこの富来八幡神社の八朔祭りを見物して来ました。
 29日と30日の土日に掛けて行われ、29日(土)は夕方から始まる夜の祭りなのです。

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 夕方になると、各地区から太鼓や鉦、それに25本ほどのキリコが富来八幡神社に向けて集まって来ます。キリコとは、下の写真の灯りを点けた大きな飾り行燈の様な物です。そして順番に境内に駆け上がって乱舞するのです。

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 地元の方の話では、昔は70本も100本ものキリコが集まって来て、参道は人で埋め尽くされて身動きもとれないほどの混み様だったとのことです。見ているとあちこちで小形の酒樽を回し飲みしていて、お酒の匂いがしてきます。そんな大人の担ぐキリコは暴れて危険なこともある様です。

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 キリコにも小さな子供の担ぐ可愛らしいものから、ギャルと云うのか若い女性の担ぐ物、勇壮な男衆の担ぐ物など様々です。地区によっては人手が足りないのか、若い女性も多く混ざって黄色い声を張り上げていました。

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 まあ、お神輿の様な物ですから、すいすいと進む訳ではありませんので、夕方暗くなってから夜は11時過ぎまで掛かって、すべてのキリコが境内に集合となりました。やおら神社の立派なお神輿が担ぎだされ、浜辺近くの住吉神社へ「お旅」が始まりました。八幡神社の男神が住吉神社の女神のもとへ行くのだそうです。

 これもなかなか進まないので、私たちは時間も午前0時近くになったので引き揚げることにしたのです。この日ばかりは、小学校低学年から幼児までが深夜まで頑張っているみたいです。
 
 昔に較べると何分の1かの規模かもしれませんが、なかなか迫力のあるお祭りでした。伝統を受け継いで伝えてゆくというのは大変なことなのだなと思いました。

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ayupon39 at 14:26|PermalinkComments(0)能登と周辺 

2009年08月28日

救急車の来た話

 何処でもパーマ屋さんは話題の宝庫らしい。昨日はカミさんがいろいろと「事件」を聞かされて、興奮気味に帰ってきた。

 我が家の向かいの家は、90歳過ぎのばあさんと、60歳過ぎの息子との二人暮らしだ。ばあさんは毎日の様に介護施設の車のお迎えがある。1箇所ではないらしく、そのうち1箇所の利用に当たっては、頼まれて私が保証人になっている。

 我が家が留守だったとき、向かいの家の前に救急車が停まったのだそうだ。普段人気の無い町内だが、救急車が来たりすると、急に人が湧いて出てくるようだ。この時は小学校の下校時でもあったし、救急車を沢山の人が取り囲んだらしい。

 救急車は息子が呼んだ。この日用事があって、寝ているばあさんを起こそうとしたのだが、呼んでも揺すっても起きない。これは尋常ではないと息子は救急車を呼んだのである。

 ところがである。救急車が到着すると、ばあさんは家からトコトコと歩いて出てきて、皆の見ているなか、息子に「何で断りもなしに救急車を呼んだのだ」と文句を言いながら救急車に乗ったのだという。

 ばあさんに言わせると、ただ起きたくなかっただけのことだそうだ。それでも、もともと心臓に持病があるので、一応救急車で病院へ運ばれていったそうである。


ayupon39 at 14:34|PermalinkComments(0)日常生活 

2009年08月27日

トイレ水浸しになる

 今日昼過ぎ、突然にザーッと雨が屋根を叩く様な音がした。空は晴れているし、カミさんと音がしている2階へ上がる。そして見たものは、2階のトイレの中が豪雨なのだ。

 しばし何が起きているのか判らないほどだったが、トイレのロータンクへ給水する管のつなぎ目から、勢いよく水が天井に向け噴水の様に吹き上げているのだ。

 バルブを閉め、大急ぎで床に溜まった水をタオルなどで吸い取った。階下は台所なのだ。扇風機を回しっぱなしにして乾燥させた。それから修理をしたが、ゴムのパッキンがくたびれて役目を果たさなくなったみたいだ。

 ちょうど合うパッキンが無いので、そのパッキンを逆向きにして、あとは漏水止めのテープも使って一応使える状態にした。しかし、これが留守中に起こっていたら大変なことになっていたところだ。これからは何日も家を留守にする時は、バルブを閉めて出掛けねばなるまい。

 そんな事もあって今日は忙しかったのだ。朝から銀行のATMで金を下ろし。住民税と国保税合わせて7万3千円を納入し、衆議院選の期日前投票を済ませ、床屋へ行き散髪、病院では薬を貰うだけなのに、予約時間から1時間も待たされた。

 登山用品の店へ行ってガスのカートリッジを購入、ホームセンターで自動車のエンジンオイルを買った。明日はエンジンオイルを注ぎ足さなければと思っている。我が家の車はエンジンオイルの消耗が激しいのだ。燃費も悪くてガソリン代も大変だと云う感じなのである。

ayupon39 at 20:45|PermalinkComments(0)日常生活 

2009年08月24日

カミさんと大猫山に登る

 大変疲れました。何しろ歩くのが遅いので、ガイドブックのコースタイムよりも長く歩いたのです。
 晴天のはずがガスで剣岳も何も見えず。おまけにデジカメの調子がおかしくて写真も見るべきものはありません。ピンボケの証拠写真だけです。
 
 そんな訳で今回は私の写真がメインとなりました。ホームページにも現れますのでよろしくです。

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 大猫山の山頂と云われる処は、もっと先の方だと思っていましたが、一応山名が書かれた布があったので、そこで食事をして下山しました。もう疲れて先へ行ってみる気がしなかったので。ガイドブックの図ではもう少し先と云う感じです。



ayupon39 at 22:46|PermalinkComments(0)山や峠 

2009年08月23日

孫の顔を見るのも山歩きもなかなかなのだ

 能登の小屋へ来てskypeを見ると、とても鮮明で綺麗に見える。液晶のノートパソコンや回線のスピードが速いせいだろうか。そこで可愛い孫達の様子を見るのが楽しみだ。

 昨夜も韓国からskypeで連絡があった。2歳になったばかりの「のぞみ君」が急に元気にお話する様になって驚かされた。

 親に問われると、右手を真っ直ぐに上げて、大きな声でウサギとかライオン、ゾウとか言う。好きな食べ物はリンゴと答える。ゾウの鳴き声となると、直立して少し上を向いて「パオーン」と言うのだ。これにはおじいちゃんおばあちゃんは大喝采をしてしまう。

 カミさんはますます韓国へ行きたくなるのではと思う。ひとりで行ってくればと言うのだが、それは気が進まないらしい。街の見物や食べ歩きが面白くないのだろう。

 カミさんがひとりで行ってくれると、私もひとりで山歩きが出来て都合がいい。今月車が1台になってひとりでの山歩きが難しくなった。多くの方が日帰りするコースも、私の体力と歩く速度では難しい。かと言って小屋泊まりはお金が掛る。

 カミさんにすれば韓国行きのためにお金を使いたいし、たまにはゴルフもと云うことで、山小屋泊まりの順位は低いのである。

 能登の小屋の周囲では「つくつくほうし」が「ひぐらし」に代わってうるさい程に鳴く様になった。「みんみんぜみ」が重々しく鳴き始めて、いっときオーシイツクツクの声が止んだ。

2009年08月21日

鮭のアラ

 カミさんが海辺の育ちということもあって、我が家はどちらかと云うと肉より魚が食卓にでることが多い。その魚の中でも、最近よく食べるのが鮭のアラなのである。

 1本の鮭から切り身を取って、残る半端な部分をパックして150円から300円位で売られている。脂の乗った美味しい部分を含んでいて、お酒もすすむしご飯もすすむのだ。

この写真は150円のものをひろげてみました。
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 店によって値段に差があるので、何処でも買えば好いと云う物ではない様だ。我が家が買う店は、スーパーセンターと呼ばれるデカイスーパーで、第3のビール「のどごし生」が6本で624円で買える店なのだ。ここが量が多く安い。

 こういう鮭のアラを狙う人は我が家だけではないので、いつもあるとは限らないが、量が多く美味しそうな部分が多くて安いとなると文句なく買う。すぐに食べなくても冷凍しておけばよいからだ。

 上の写真のものを焼くとこんな具合です。
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 また、甘塩のものとか生とかいろいろある。解凍した生の方が安いみたいで、それに塩を振りかけて暫くしてから焼くのが美味しい。水分を多く含んでいるのでみずみずしいのだと思う。

 しかし、ここ以外の店では、なかなかいい値段をしているので買うことは少ない。


ayupon39 at 20:47|PermalinkComments(0)日常生活 

2009年08月18日

二人の孫帰る

 17日(月)は、息子と連絡をとって、二人の孫を乗せる新幹線の列車を決めました。それで慌ただしく荷物などをまとめて車に積み込み、能登から米原に向け出発です。

 北陸道は、通常よりかは車が多いくらいで全くスムースに走行できましたが、米原を3時近く発のひかりは、ほぼ満席で指定席は取れない状況でした。朝調べたときは十分に空席があったのですが。

 列車が決まっているのでグリーン車にしました。それでも並んで座る席は無いとのことで、通路の両側の席になりました。一番心配なのは、列車の中で騒いで周囲に迷惑をかけるのではないかと云うことです。小5と小2なのですが、他人への迷惑ということがよく判らないみたいなのです。

 列車を見送ってから福井へ向かう車の中で、来年はどうなるのかなと考えていました。こちらはもともと体力がある方ではありませんし、キャンプなどはやはり親と一緒にするほうが、子供達にとっても楽しいのではないかと思います。

 山登りについては、子供達は全く問題は無い様です。小5の女の子は、少しくらい重いザックを担いでも、白山くらいは楽々登ると思います。何しろ少年野球のクラブにいるのですから、野球の上手下手は別にしても体力はあるみたいです。

 来年のことは判りませんが、何はともあれ二人の孫を送り返して、我々夫婦はほっとしてやれやれという状態です。生ビールで乾杯しました。 


2009年08月17日

孫と馬場島キャンプと中山登山

 15日(土)馬場島が混み合っていないか心配しながら車を走らせます。天気は快晴とはいきませんがまあまあの様です。お昼頃馬場島着、まず車を停める処がありません。でもテントを張る場所は空いていました。

 テントを張る場所の近くで、ちょっと気が引ける場所に車を停めます。日帰りでタープを張ってバーベキューをする人や、登山帰りで車がいなくなるのを期待してのことです。

 たまに張るテントやタープなので、不慣れで時間が掛りましたが、時間には余裕がありますし、他にすることも無い様です。それにこちらはもう疲れたと云う感じなのですから。

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 孫達は、カメラを持たせて散歩させて、凄く早いのですが夕食の準備に取り掛かりました。何と言っても三度三度の食事が大変で、それのみと言ってもいいくらいです。

 我われのところは豚汁や陶板焼きやらでしたが、隣のテントのお二人さんのところは、テントから何から決まっていると云う感じで、厚いステーキを焼いているみたいでした。それにカンテラが凄く明るいので、こちらの灯りが貧弱に感じます。

 夕方から孫達は友達をつくって、暗くなっても遊んでいたので助かりました。何をすればいいのと言われても困りますから。テントで寝るのも大変ですが、孫達は寝袋が珍しく汗をかいて寝袋で寝ていました。

 
 16日(日)は5時頃に起きて、早い朝食を摂りテントやタープをたたみ車に積み込みます。天気は晴れですが、剱岳はすっきりとは見えませんでした。中山登山口へ移動です。

 8時登山開始です。もう次々と登ってくる人がいます。途中大きな杉の樹の写真を撮りながら2時間と少しで、1255mの中山山頂です。やはり剣岳はぼんやりでした。

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 1時間以上休んで下山、沢を渉るのにも丸太が架かっていて楽ちんです。以前来たときは丸太の橋はありませんでした。今はこの下山路も地図に載っていますので、丸太橋があっても当然かも知れません。

 下りも2時間で無事下山、これでこの夏の大きなイベントも終わったと云う感じです。
 孫のお守はつくづく大変なものだと思います。小5の「ぐうたらあすか」と小2の「ぶつくさりょうたろう」には、早く成長して、おじいちゃんおばあちゃんに大きな声で怒鳴られない様になって貰いたいものです。

 馬場島は、朝早くから夜遅くまで沢山の登山者が見られました。ブナクラ堰堤へ曲がる処にテントを張ったので、両方の登山者と車を見ることになりました。タクシーで来る方もいました。

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2009年08月12日

孫に将棋を教える

 今日は朝から暑くなって、午後は二人の孫を連れてプールへ行きました。皆さん考えることは同じ様で、安くてウォータースライダーのある県営の施設は賑わっていました。小学3年生までは保護者の付き添いが必要なのです。我が家の孫は小5と小2です。

 ここは風呂へ入って帰ることが出来るので、別棟の温泉施設を使わずに済むため安上がりです。
 小2の臆病者の男の子も、今回やっとウォータースライダーを怖がらずに滑り降りることが出来る様になって、次からは楽しみが増えたことでしょう。

 二人とも、やっとのこと駒を動かせるかかどうかと云うレベルの将棋を覚えていて、やたら指したがるのですが、見るに耐えないというか、見ていて疲れてしまいます。それで、プールの帰りに本屋に寄り、
「小学生のための将棋入門」という本を買って与えました。

 私の見たところ、二人ともあまり筋が良いようにも思えませんので、せめて角が変な方向へ進まない様になればと思ったしだいです。子供の頃の縁台将棋が懐かしく想い出されます。表通りで将棋を指していると、通り掛りの大人の人達が覗き込んで行きました。

 60年も前の東京の下町のことですが、何か穏やかなな雰囲気が漂っていましたね。

2009年08月11日

息子夫婦はすぐ帰りましたが

 日曜日の夕方息子一家がやってきましたが、一日置いて今日、二人の孫を残して帰って行きました。
 地震のため高速道路が通行止めの区間があって、大変時間が掛かりそうですが、明日は出勤しなければならないし、レンタルしてきた自動車は、明日の朝8時までに返却しなければならないそうです。

 昨日もあまりぱっとしない天気で、午後野球の練習や買い物などをして、夕食はみんな揃ってお寿司屋さんに行きました。息子が小さい頃から顔馴染みの近所のお寿司屋さんですので、福井へ戻った時は顔を出します。それに昨年生まれた3人目も見て貰らいたいですしね。

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 そして今日は、この前93歳の誕生日を迎えたおばあちゃんに顔を見せに行きました。今度いつ会えるかわかりませんから。この息子は、おばあちゃんの昔話に繰り返し出てくるおばあちゃんにとって、とても印象深い孫なのです。

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 折角越前海岸まで出たので、自然の景観を楽しみに呼鳥門までドライブして、そこで買い込んで持って行ったおにぎりなどを食べたのでした。

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 家に戻り、高速道路の通行止めの情報を確かめて、息子夫婦と3番目の孫「あゆぽん」は鎌倉に向けて出発しました。